GEORGIA
- ジョージアの国旗
東ヨーロッパと西アジアの交差点付近にある国、
ジョージア(旧グルジア)。
国の面積は北海道の約90%くらい。
標高5,000mを超える大コーカサス山脈が北からの寒気を遮断するので国土の大半は比較的温暖ですが、
沿岸部では亜熱帯気候なのに東部は比較的乾燥した大陸性気候、北部では高山気候で冬はぐっと気温が下がる地域もあるような複雑な地形をしています。
発酵食品も盛んで
ワイン発祥の地としても有名
多様な自然環境に恵まれているので紅茶や柑橘類など農業も盛んで、紀元前6000年頃からワインが作られる「ワイン発祥の地」としても有名です。
(2018年10月「世界最古のワイン」としてギネスブックに登録されています)
ちなみにジョージアの国花は
「ヨーロッパブドウ(Vitis vinifera)」。
現在世界で生産されているワインブドウの大半の規品種です。
またワイン生産で培われた高い発酵技術を生かし、発酵食品も盛んです。
スーパーでよくみかけるカスピ海ヨーグルトも、ルーツはジョージアなんですよ。
(日本の医学博士、家守幸男さんがジョージア(当時グルジア)の乳酸菌を使って日本に「カスピ海ヨーグルト」を紹介したことで知られています。)
最古のハチミツが見つかる
そしてハチミツはというと、2012年ジョージアの首都トビリシの西方で、約5500年前の最古のハチミツが発見されました。
これにより現在、ジョージアが「ハチミツ発祥の地」と言われています。
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